東武鉄道、野田線直通の臨時特急を運転…忘年会シーズンの利便性向上

鉄道 企業動向
臨時特急『きりふり267号』の運行区間(赤線)と停車駅(赤枠)。浅草~運河間を直通する臨時特急の運行は今回が初めてという。
  • 臨時特急『きりふり267号』の運行区間(赤線)と停車駅(赤枠)。浅草~運河間を直通する臨時特急の運行は今回が初めてという。

東武鉄道は11月10日、浅草駅(東京都台東区)から野田線(東武アーバンパークライン)の運河駅(千葉県流山市)まで直通する臨時特急『きりふり267号』を運転すると発表した。忘年会シーズンの利便性向上を図る。

運転日は12月4・11・18・22日の計4日間で、金曜・祝前日深夜の浅草発のみ運転する。運行時刻は浅草22時10分発~北千住22時23分発~春日部22時52分着~清水公園23時17分着~運河23時28分着。

伊勢崎線(東武スカイツリーライン)内では浅草・とうきょうスカイツリー・北千住・春日部各駅に停車し、アーバンパークライン内では藤の牛島~運河間の各駅に停車する。車両は300系電車の6両編成を使用。乗車に際しては運賃のほか特急料金(大人310円・子供160円)が必要だが、春日部~運河間のみ利用する場合は運賃だけで乗車できる。

東武鉄道によると、浅草~運河間を直通する臨時特急を運行するのは初めて。同社は「忘年会等の多くなるシーズンの深夜時間帯に浅草駅・とうきょうスカイツリー駅・北千住駅からゆったりと座り、乗り換えることなく清水公園駅・運河駅方面までご帰宅いただけます」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集