BMWグループのMINIの主力車種、MINI『ハッチバック』。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWノースアメリカから、「3ドアと5ドアのMINIハッチバックのリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、サプライヤーから供給を受けたエアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、助手席エアバッグが低速での事故の際、正しく展開しない可能性があるという。
この不具合は、米国の安全基準に抵触。リコールの対象となるのは、2014-2016年モデルの3ドアと5ドア。米国で販売された6073台が該当する。
なお、MINIは対象車を保有する顧客に通知。販売店において、助手席エアバッグモジュールを交換するリコール作業を実施する。