富士重工業が発表した2015年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比5.4%増の45万9645台と、4年連続で上半期過去最高の台数を更新した。
国内生産は、『レガシィ/アウトバック』、『インプレッサ/XV』の増加が寄与し、同1.1%増の34万7771台で4年連続プラス。海外生産も2014年にモデルチェンジした『レガシィ/アウトバック』の好調が持続し、同21.5%増の11万1874台で2年連続のプラス。ともに上半期としては過去最高を記録した。
国内販売は、同6.8%減の6万8335台と2年連続の前年割れとなった。軽自動車は前年同期が消費税増税の反動減で大きく減少していたため、同11.1%増の1万7493台と大幅増となったが、登録車は2014年6月発売の『レヴォーグ』の減少が大きく、同11.7%減の5万0842台と落ち込んだ。
輸出は、北米向けの『インプレッサ/XV』、『WRX』が期間を通じて好調。同8.6%増の28万3937台と、4期連続で前年超えで過去最高を記録した。