豊田自動織機は、1.0~2.0トン積コンパクト電動フォークリフト「ジェネオエコア」をモデルチェンジし、10月22日から全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売する。
今回のモデルチェンジでは、電動フォークリフトに求められる連続稼動時間の向上、作業者の安全確保や操作性向上など、顧客ニーズに対応するため、より高いレベルの性能・機能を追求した。
連続稼動時間は、新開発の高効率ACモーター、モータードライバ、油圧コントロールシステムの搭載で、消費電力を大幅に低減、従来車に比べ約20%向上し、クラストップの長時間稼動を実現した。
バッテリー保護機能(消費電力計付)を標準搭載し、バッテリーにダメージを与える使い方を未然に防ぐことで、バッテリーの長寿命化にも貢献する。
安全面では、作業中の安全と作業効率の向上に貢献する独自のシステム「SAS」に加え、積荷の高さ、重さ、旋回半径によって旋回速度を自動制御する機能を国内のカウンタータイプフォークリフトで初めて標準搭載した。
使いやすさの面では、少子・高齢化の進展、女性オペレーター増加への配慮から、低いステップ、小径ハンドル、見やすいディスプレイの採用など、すべてのオペレーターに優しい作業環境を実現したほか、防水性能も高めた。
価格は296万9000円(税別)。