カンタス航空、70年代の塗装を再現した機体を就航へ

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カンタス航空の旅客機(参考画像)
  • カンタス航空の旅客機(参考画像)

オーストラリアのカンタス航空は10月19日、設立95周年を祝し、昔の塗装を再現するボーイング737-800型機「レトロ・ルー・ツー(RETRO ROO II)」の就航準備を進めていると発表した。

レトロ・ルー・ツーの就航は、昨年11月発表の、1970年代の塗装を再現した「レトロ・ルー・ワン(RETRO ROO I)」が乗客から大好評だったことを受けて。レトロ・ルー・ワンは豪州国内の空港に乗り入れるたび、多くの人々の写真撮影のターゲットになっていた。なお、ルーは豪州の象徴的動物、カンガルーを指す。

特別塗装を施されるB737は現在、ブリスベンとシドニーでキャビンの改装プログラムを実施しており、完了後にタウンズビルに運ばれる。塗装作業は4日間ほどかかる見通し。「レトロ・ルー・ツー」はオセアニア路線で運航する予定。

なお、カンタス航空は、レトロな塗装の旅客機を就航させる計画を進める一方、新機材のボーイング787ドリームライナーの2017年受領に向けた準備も始めている。

《日下部みずき》

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