仙台市地下鉄東西線、11月に完成検査実施…12月6日開業予定

鉄道 行政
仙台市地下鉄東西線の最終的な完成検査が11月に行われる。12月6日に開業する予定。
  • 仙台市地下鉄東西線の最終的な完成検査が11月に行われる。12月6日に開業する予定。
  • 今回は軌道やATCなどの検査が行われる。電力設備は既に検査済み。
  • 東西線の路線図。仙台市中心部を東西に横断する。

国土交通省東北運輸局は10月16日、仙台市が建設を進めてきた地下鉄東西線の完成検査を実施すると発表した。

東西線は、仙台市南西部の八木山動物公園駅(太白区)から都心部の仙台駅を経て、仙台東部道路東インターチェンジ付近の荒井駅(若林区)に至る、全長13.9kmの地下鉄。東京都交通局の都営大江戸線などで採用されているリニアモーター式の地下鉄を導入している。開業は12月6日を予定している。

検査期間は11月4日から10日までの1週間。今回は八木山動物公園駅から荒井車庫まで、本線14.380kmの軌道と橋りょう2カ所、トンネル3カ所、火災対策設備、列車集中制御装置(CTC)、自動列車制御装置(ATC)の検査を行う。変電所や電車線などの電力設備は、既に検査に合格している。

《草町義和》

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