三菱自動車は10月16日、『デリカ』のシートベルトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『デリカ』1車種で、2015年6月3日から7月28日に製造された1390台。
3列目左右シートベルトの上部アンカー取付けボルトの締付けトルク設定が不適切なため、基準値を下回るトルクで組付けられたものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ボルトが緩み、シートベルトが機能しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、3列目左右シートベルトの上部アンカー取付けボルトを正規トルク値で締付ける。
不具合および事故は発生していない。社内情報により発見した。