米国の『グリーンカージャーナル』誌は10月15日、「2016グリーンカーオブザイヤー」の最終選考5台を発表した。
同賞は、今年が11 回目。米国の中でも、最も環境意識が高いとされるカリフォルニア州のロサンゼルスモーターショーで、毎年発表されている。米国在住のジャーナリストが、2014 年秋から2015 年秋までの1年間に米国で発表された新型車の中から、最もエコな1台を選出する。
最終選考に残った5台は、以下の通り。
●アウディA3 e-トロン
●シボレー・ボルト
●ホンダ・シビック
●ヒュンダイ・ソナタ
●トヨタ・プリウス
5台の中で、日本車は新型トヨタ『プリウス』と新型ホンダ『シビック』の2台。新型プリウスは、日本仕様で最高40km/リットルの低燃費が特徴。一方、新型シビックは、ガソリンエンジンで低燃費を追求する。
残る3台は、アウディ『A3 e-トロン』と新型シボレー『ボルト』がプラグインハイブリッド車(PHV)。新型ヒュンダイ『ソナタ』は、ハイブリッドとPHVの両方をラインナップ。
ここ数年の結果は、2010年がGMのPHV、シボレー ボルト、2011年が新型ホンダ シビックの天然ガス仕様、「シビック・ナチュラルガス」、2012年はフォード『フュージョン』、2013年はホンダ『アコード』、2014年はBMW『i3』が栄冠に輝いている。