フォルクスワーゲングループの豪州法人、フォルクスワーゲングループ・オーストラリアは10月7日、オーストラリアで販売された7万7149台に、排ガスに関する違法なソフトウェアが搭載されていた、と発表した。
オーストラリアで、この問題に該当するエンジンは、「EA189」型直列4気筒ターボディーゼル「TDI」。排気量は2.0リットルと1.6リットルの2種類となる。
7万7149台のブランド別の内訳は、フォルクスワーゲン乗用車ブランドが5万4745台。『ゴルフ』の2009-2013年モデル、『ポロ』の2009-2014年モデル、『ジェッタ』の2010-2015年モデル、『パサートCC』の2008-2012年モデル、『CC』の2011-2015年モデル、『パサート』の2008-2015年モデル、『イオス』の2008-2014年モデル、『ティグアン』の2008-2015年モデル。
フォルクスワーゲン商用車ブランドでは、1万7256台が対象。『キャディ』の2010-2015年モデル、『アマロック』の2011-2012年モデルとなる。
また、フォルクスワーゲングループ傘下のシュコダは、5148台。『オクタビア』の2009-2013年モデル、『イエティ』の2011-2015年モデル、『スペルブ』の2009-2015年モデルと公表されている。