トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は9月30日、9月のインド新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、9月の総販売台数は1万2653台(輸出を含む)。前年同月の実績に対して、10%減となり、2か月ぶりに前年実績を下回った。
9月実績の1万2653台の内訳は、インド国内販売分が1万1401台。前年同月は9.1%減と、2か月連続のマイナス。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。このエティオスをはじめ、『カローラ』、『カムリ』が販売の中心。
また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。9月はこのエティオスを、1252台輸出した。
トヨタの2015年1-9月インド新車販売は、前年同期比11%増の10万6717台。TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「1-9月では11%の伸び。インド市場全体の5%を上回った」と述べている。