【ITS世界会議15】ワインで知られる仏ボルドーで開幕…最新通信技術で交通問題の解決へ

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第22回ITS世界会議は、ボルドー郊外にあるコンベンションセンター「パルクデゼクスポジション」で開催された
  • 第22回ITS世界会議は、ボルドー郊外にあるコンベンションセンター「パルクデゼクスポジション」で開催された
  • エキシビジョンホールは湖畔に佇む清楚さは印象的
  • イベントホールとエキシビジョンホールは、自動運転車で往復することもできた
  • ワインの里「ボルドー」らしく、夕方になると会場ではワインが振る舞われた
  • ワインは飲み放題
  • プレス資料の入ったバッグはワイン色がモチーフだという
  • オープン前のエキシビジョンホール。3時間前の時点でこの有様
  • オープン時間になるとすっかり形ができていた

ITS世界会議は、高度道路交通システムに焦点を当てた年次開催の国際会議。1994年にパリでスタートし、今年は10月5日よりワインの産地としても知られるフランス・ボルドーでの開催となった。今年で22回を迎えたこの会議、フランス国内では2回目と開催となる。

世界は人口の急増と共に、自動車をはじめとする交通システムが引き起こす様々な問題に直面している。ITS世界会議では、この問題を最先端の通信技術によって解決を図ろうと官民学の研究者達がその研究成果を発表し合う。

今回の会議では、250以上のプログラムセッション、2万5000平方mに広がる展示スペースに350の企業が出展。その他、最先端技術の成果として35のライブデモ、関連する20のイベントも開かれる予定だ。

今回の開催場所は、ボルドー郊外にあるコンベンションセンター「パルクデゼクスポジション」。池の畔に立つ清楚なたたずまいを感じさせる場所だ。各社が出展する駅ビジョンホールとエキシビジョンホールと隣接するコングレス棟の2か所でスケジュールは繰り広げられる。

オープニングに先立ち、会場を訪れたのは元トヨタ自動車会長も務め、現在はITSジャパンの名誉会長に就任している豊田章一郎氏。会場では90歳となった高齢にもかかわらず、シミュレーターを体験してみせるなど、アクティブな対応が印象的だった。

《会田肇》

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