投稿された動画から暴走成人ら36人を特定…沖縄

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今年1月、沖縄県沖縄市内で乗用車とバイクを連ねた暴走行為で一般車両の通行を妨害したとして、沖縄県警は9月30日、16-20歳の36人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で書類送検した。動画から参加した個人を特定したという。

沖縄県警・交通指導課によると、道交法違反容疑で書類送検された成人24人と少年12人は2015年1月11日の午後0時30分ごろ、沖縄市泡瀬付近の県道交差点にバイクを並べて封鎖。一般車両の通行を約1時間に渡って妨害するとともに、成人式に参加する者たちを乗せたクルマを交差点内で展開させ続けるなどの暴走行為を共同で行った疑いがもたれている。

暴走の様子は一般人が撮影し、それを動画サイトに投稿。動画の存在を知った警察側が分析し、暴走に参加した個人や協力者を特定したという。

検挙されたメンバーは聴取に対し、「成人式の記念なので何をやっても許されると思った」などと供述しているようだ。投稿された動画を元にして検挙・送検するのは全国で2例目となる。

《石田真一》

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