JR西日本は10月30日、紀勢本線(きのくに線)の特急『くろしお』から381系電車が引退するのに伴い、「さよなら381系くろしお号イベント」を実施する。
当日は、新宮駅で『くろしお34号』の出発式が行われるほか、『くろしお3・7・13・14・17・18・25・26・28・34号』の御坊~紀伊田辺間では記念乗車証が配布される。また、381系『くろしお』の京都・新大阪・西九条・天王寺~串本・紀伊勝浦・新宮間を利用した乗客を対象に、特製キーホルダーをプレゼントする。
381系は1973年にデビューした国鉄の特急形電車。1978年にはきのくに線の電化に伴い『くろしお』に導入されたが、老朽化のため10月30日限りで『くろしお』での運用を終了。289系電車(旧683系2000番台)に置き換えられる予定だ。