ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェの監査役会は9月30日、オリバー・ブルーメ氏を、ポルシェ取締役の新会長に指名すると発表した。
今回の人事は、前会長のマティアス・ミューラー氏が、ポルシェが属するフォルクスワーゲングループの新CEOに就任したことを受けたもの。
フォルクスワーゲングループでは、排出ガス試験での不正の責任を取る形で、マルティン・ビンターコルンCEOが辞任。グループ全体で、人事の刷新に取り組んでいる。
オリバー・ブルーメ氏は、現在47歳。2013年から、ポルシェの生産および物流担当の取締役の地位にあった。
同氏は10月1日付けで、ポルシェ取締役会の会長に就任。ポルシェの成長路線を継承していく。