自動車用品小売業協会(APARA)は9月25日、東京湾アクアライン・海ほたるPAで「タイヤ安全点検」啓発イベントを実施。スタッフらが、ユーザーへアンケートをとりながら、タイヤの空気圧チェックの習慣をすすめ、メンテナンス意識の向上をアピールした。
「タイヤの空気圧が不足していると、燃費が悪くなるほか、乗り心地が不安定になったり、タイヤの寿命を短命化させてしまう。月に一度は、タイヤメーカー系の量販店や、カー用品店などで、エアゲージによる点検を行ってほしい」(スタッフ)。
また、同会員スタッフたちは、「空気圧以外の乗車前チェックを」と伝えていた。「クルマに乗る前に目視で確認できる項目もある。たとえば、タイヤの溝、サイドの傷やひび割れ、異常磨耗など。乗る前のタイヤ確認を習慣化してもらい、早目はやめの交換で、思わぬトラブルを未然に防いでほしい」とも伝えていた。
さらに全国のAPARA加盟全店舗では、「秋の全国交通安全運動」にあわせ、9月30日まで「タイヤ安全点検キャンペーン」を実施。「APARA加盟店は、主要ロードサイドに店舗を構え、PITを常設しているという利点をいかし、ドライバーにタイヤ安全点検の重要性を継続して啓発していく」という。