メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス-AMG『SL63』に2014年のF1ダブルタイトル獲得を記念した特別仕様車「ワールドチャンピオンシップ 2014 コレクターズ エディション」を設定し、全国限定4台で発売する。
メルセデスAMGペトロナスF1チームは、2014年のF1で全19戦中16回優勝。4戦連続優勝を含む11回の優勝を飾ったルイス・ハミルトンがドライバーズチャンピオンに輝き、5勝を挙げたニコ・ロズベルグの活躍も合わせ、チームとしてもコンストラクターズチャンピオンを獲得しダブルタイトルを達成した。また、今シーズンも12戦終了時点で10勝を挙げるなど、昨シーズン以上の活躍を見せている。
特別仕様車は、メルセデス-AMG SL63をベースに、2014年F1の全19コースをモチーフに両ドライバーが内外装デザインを監修。全世界38台(全19コース×2ドライバー)の限定モデルで、ルイス・ハミルトンモデル(鈴鹿 仕様/モナコ仕様/スパ・フランコルシャン仕様)、ニコ・ロズベルグモデル(鈴鹿仕様)の4モデルを日本市場向けに導入する。
ハミルトンモデルは「Athletic and challenging」をコンセプトに、ボディカラーにdesignoマグノナイトブラックを採用。フロントスポイラーリップやホイールリム部、各部エクステリアエンブレムなど随所にゴールドアクセントパーツを、フロントグリルやトランクリッドスポイラーリップなどにハイグロスナイトブラックパーツを施している。また、足元にはハイグロスブラックの鍛造アルミホイールを採用している。
インテリアにも専用ゴールドパーツや専用ゴールドカーボンインテリアトリム、designoエクスクルーシブナッパレザー仕様の専用デザインシートなど特別感のある室内空間に仕上げている。
ロズベルグモデルは「Elegant and stylish」をコンセプトに、designoカシミヤホワイトマグノのボディカラーを採用。フロントスポイラーリップやトランクリッドスポーラーリップなどにヒマラヤグレーアクセントパーツを、足元にはヒマラヤグレーの鍛造アルミホイールを装備した。
インテリアには、ホワイトを基調としたセンターコンソールやインテリアトリムなどに、チタニウムグレーのナッパレザーをあしらったステアリングやルーフライナーを組み合わせ、ホワイトとグレーのコントラストが映えるシックな室内空間を演出。トランクリッドとインテリアトリムにはニコ・ロズベルグのサインが入る。
両モデルとも、各サーキットのコースレイアウトをステッチで表現した専用特別フロアマット、各サーキットのバッジ付専用特別リモートコントロールキー、シリアルナンバープレートなどが付属。さらに、メルセデスAMGペトロナスF1チームのオフィシャル技術パートナーであるIWC製限定デザインの腕時計と、各ドライバーのサイン入りレプリカヘルメットも付属する。
なお、ロズベルグモデル(鈴鹿仕様)は、9月24日から27日に行われるF1日本グランプリのGPスクエア メルセデス・ベンツ特設ブースで展示する。
価格は3670万円。