ルノー・ジャポンは9月16日、『ルーテシア』などのインナーアーチライナーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ルノー『ルーテシア』と『キャプチャー』の2車種で、2013年4月11日から2015年3月28日に製造された3573台。
左右前輪のフェンダー内に取り付けるインナーアーチライナーに組付けを誤っているものがあり、ブレーキホースに接触しているものがある。そのまま使用を続けると、ブレーキホースが損傷し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
改善措置として、全車両、インナーアーチライナーの取り付けを点検し、取り付けに誤りがあるものはインナーアーチライナーとブレーキホースを新品に交換し、正規の状態に取り付ける。
不具合や事故は発生していない。ルノー本社からの情報により発見した。