【新聞ウォッチ】 消えたヤフーメール、システム障害で258万通が復元不能

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年9月7日付

●マイナンバー活用案懸念、消費増税分給付、買い物記録端末配備難しく(読売・1面)

●ヤフーメール258万通消失 8月の障害、当初発表を訂正(読売・34面)

●中国経済「苦難の5年」G20財政相見通し(毎日・1面)

●中国財務相「10年間難局も」G20各国批判、異例の説明(東京・3面)

●東芝、最終赤字350億円に、前期、東証「特設注意」指定へ(日経・1面)

●中国「6月まで株バブル」人民総裁、G20で言及(日経・3面)

●三菱自、17年メドに新SUV、小型で待ち乗りタイプ、PHV用意、シリコンバレーに拠点(日経・9面)

ひとくちコメント

送ったつもりのメールが相手に届いていないで、押し問答を繰り返すことも少なくない。インターネット検索大手のヤフーが、8月末に起きた無料メールサービス「ヤフーメール」のアクセス障害で、約258万通のメールが消失してしまったという。

同社が発表したもので、きょうの各紙が社会面などで取り上げている。それによると、8月28日午前10時20分から午後8時までの間にシステム障害が起きて、一部の利用者がメールを送受信できない状態になったという。 

当初、ヤフー側は「メールは消失していない」と発表していたが、9月3日になり、一部のメールが復元できないことが分かり、精査したところ、約97万人分の一部の受信メール約258万通が消失していたことが判明。システム障害が発生した際、切り替えた緊急システムにも不具合が生じたことが原因だそうだ。

消失した可能性がある人がメールサービスにアクセスすると、メールの送信者と日時の有無を確認できるそうだが、消失したメールは復元できないという。

メールでのやり取りは、電話と違って相手といちいち会話をしないでも連絡できるので便利だが、送った相手からなかなか返信されない場合には気をもんで、結局電話で確認することもしばしばある。

《福田俊之》

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