三菱自動車は、軽商用車『ミニキャブ トラック』を一部改良し、9月3日より販売を開始した。
今回の一部改良では、エンジン制御の変更により、5MT車の燃費(JC08モード)を1.2km/リットル向上させ、2WD車は19.8km/リットル、4WD車は19.6km/リットルとした。また、3AT車は同じく0.4km/リットル向上させ、2WD車は17.2km/リットル、4WD車は17.0 km/リットルとした。
また、運転席、助手席のシート座面を大型化することで、座り心地を向上。さらに全車エアコンフィルターを追加したほか、「G」グレードにはシート下の板金部分を覆うシートライザーカーペットを新たに採用し、室内の快適性を向上させた。
機能装備では、荷台のサイド左右1か所ずつに荷台平シート用フックを採用したほか、リヤゲート中央部にゲートフックを追加。作業性、積載性を向上させた。また、ルーフパネルに防錆鋼板を新たに採用し、ボディ表面積の 100%を防錆鋼板としたことで、防錆性能を強化した。
価格は81万2160円から121万0680円。なお同車はスズキ『キャリイ』のOEM供給モデル。