日本の片田舎で暮らすフランス人が、その土地のよさをじっくり語って終わると思いきや、最後の最後で閲覧者を見事に裏切る動画が、8月26日にYouTubeにアップされた。そのタイトルは、「宮崎県小林市 移住促進PRムービー "ンダモシタン小林"」。
この動画は、宮崎県小林市への移住を促進させるべく、同市ならではのギミックで描かれた1分45秒の作品。小林市に移住したフランス人男性の視点を通し、同市の魅力である「森」「水」「星」「食」「人」がコミカルに描かれている。たとえば、「ゆっくり動くトラクターで渋滞が起きる」というエピソードも、6台のクルマを使って映像化。市職員などがこうした“絵づくり”に協力したという。
この動画は終盤に仕掛けがある。フランス語のしっとりとしたナレーションと同市の美しい風景で終わると思いきや、最後に衝撃的な事実が明かされる。同市はこうしたコンテンツの発信とともに、「交流人口やまちづくりへの参画人口の増加を図る」という。