ドイツの高級車、メルセデスベンツは8月上旬、欧州向けの『Bクラス』に新グレードを設定すると発表した。
新グレードは、「B160」。Bクラスの入門グレードに位置付ける。搭載エンジンは、1.6リットル直列4気筒ガソリン。最大出力102hp、最大トルク18.4kgmを発生する。ひとつ上の「B180」グレードの122hp、20.4kgmに対して、出力が抑えられた。
B160のトランスミッションは、7速デュアルクラッチの「7G‐DCT」。0‐100km/h加速10.6秒、最高速190km/hの性能を備えている。
また、改良新型『Aクラス』に先行導入された「ダイナミック・セレクト」が、Bクラス全車で選択可能に。ダイナミック・セレクトは、4種類の走行モード、「コンフォート」「スポーツ」「エコ」「インディビジュアル」が切り替えられる。
このダイナミック・セレクトでは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリングなどの設定が、モードを切り替えることで変化する。