JR東日本、大糸線100周年の記念入場券セット発売…9月6日から

鉄道 企業動向
「大糸線開業100周年記念入場券」の台紙。裏面(右)には大糸線の主な歴史と駅の開業日を記載した。
  • 「大糸線開業100周年記念入場券」の台紙。裏面(右)には大糸線の主な歴史と駅の開業日を記載した。
  • 台紙中面には入場券を収納するスペースがあり、旧形国電や183系、115系など、大糸線を走った歴代車両の写真をデザインした。

JR東日本長野支社は9月6日から、大糸線の開業100周年記念入場券を同線の一部の駅で発売する。発売額は2380円。

大糸線は、松本(長野県松本市)~南小谷(小谷村)~糸魚川(新潟県糸魚川市)間105.4kmを結ぶJRの鉄道路線。南小谷駅を境に松本方の70.1kmをJR東日本、糸魚川方の35.3kmをJR西日本が運営している。

JR東日本の運営区間は1915年1月6日、松本市(現在の北松本)~豊科間が信濃鉄道の路線として開業。同年11月2日までに南松本貨物駅(現在の松本)~信濃大町(現在の信濃常盤)間に拡大した。その後、国有化や路線の延伸を経て現在に至っている。

今回発売される記念入場券は、北松本~信濃常盤間全17駅の大人用硬券入場券と特製台紙をセット。豊科・穂高・信濃松川・信濃大町各駅で250セットずつ発売される。発売期間は12月20日までの予定だが、売切次第販売終了になる。初日の9月6日は9時からの発売となり、混雑状況により整理券を配布する場合がある。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集