4月20日から29日の期間で、上海モーターショー15が開催された。
世界最大市場・中国でのモーターショーとあり、日本、欧米の自動車メーカーの本気度は最高潮。環境規制の変更をにらみ、プラグインハイブリッド(PHV)モデルの投入も目立った。
日本メーカーは、トヨタが今年秋に発売を予定する『カローラ』と『レビン』のハイブリッドモデルを、日産が若者向けのセダン『ラニア』をワールドプレミア。
欧州メーカーは、BMWがブランド初の量産PHV『X5 xDrive40e 』を、メルセデスベンツが『GLC クーペ』を公開。また、ボルボは『X90』のコンセプトカーを披露。
北米メーカーは、ビュイックの小型セダン『ヴェラノ』、フォード『トーラス』がお披露目された。
一方、地場ブランドは大きな展示スペースを確保したものの、技術面においては大きなインパクトを残さなかった。
◆日系勢、中国に向けた車両を投入
◆欧州勢、中国でのシェアをより広げられるか
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◆北米勢、中国でも存在感を見せられるか