広島電鉄、運輸業など好調で増収営業増益…2015年4~6月期決算

鉄道 企業動向
鉄軌道事業は利用者の増加で増収となった。
  • 鉄軌道事業は利用者の増加で増収となった。

広島電鉄は8月10日、2015年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。営業利益は前年同期比2.5%増の4億5700万円と小幅増益だった。

売上高は、運輸業や不動産業、建設業、レジャー・サービス業が順調で、同4.5%増の100億9300万円と増収だった。

このうち運輸業は、鉄軌道事業が輸送人員の増加で増収となった。自動車事業も一般路線の輸送人員が増加したのに加え、貸切バスの運賃改定による効果もあって増収となった。海上運送業は団体客の減少で減収となったほか、航空運送代理業では、広島空港での航空機事故の影響から減収となった。

経常利益は同7.3%増の4億2900万円と増益だった。純利益は、「広島八丁堀共同プロジェクト」(仮称)で第二広電ビルの建替えに伴う固定資産除却損が発生した影響から同53.1%減の1億5100万円と減益だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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