スカイマークは8月5日、東京地方裁判所で開催された債権者集会で、ANA(全日本空輸)が支援する再生計画案が可決され、東京地裁が認可決定したと発表した。
スカイマークの再建計画を巡っては、ANAが支援する案と、大口債権者であるイントレピッド・エアクラフト・リーシングによるデルタ航空が支援する案で争ってきた。
投票の結果、議決権者174人のうち、135人、議決権者の議決権総額のうち、60.25%がANA支援案に賛成した。
大口債権者のエアバスが、ANAによる支援に賛成した模様で、イントレピッドの案は賛成者が37人、議決権総額の38.13%で否決された。
今後、再生計画認可決定に対して不服申し立てがなければ、今回の決定が官報掲載日の翌日から2週間が経過した後、計画が確定する。