マツダの中国現地法人は8月3日、7月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万6520台。前年同月比は3.7%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
7月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き販売を牽引。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。7月実績は、一汽マツダが前年同月比19.6%減の5880台と、2か月連続で減少。長安マツダは23.5%増の1万0640台と、引き続き大幅増。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年の中国新車販売は、21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。2015年1‐7月は、前年同期比15.4%増の13万2499台と、過去最高。
マツダチャイナの渡辺宣彦 CEOは、「厳しい市場状況の中、上半期の販売が昨年を上回ったのは喜ばしいこと。しかし、将来の市場環境は、楽観視できない」と述べている。