東レ・ダウコーニングは、車載電子機器の熱対策用途向けTC-4525放熱ギャップフィラーを発売した。
ダウコーニングは熱マネージメントソリューションのポートフォリオを拡大しており、最新技術を採用した新製品は、熱伝導性2.5W/m.K、改良された塗布性、低減された摩耗性、厳しいボンネット内環境中でより優れた信頼性と安定した性能を提供する。
TC-4525放熱ギャップフィラーは柔らかく、圧縮可能な2液の放熱シリコーン材料で、塗布も容易。標準的な計量混合装置を用いる自動塗布に向いている。チクソ性を最適化したことで塗布が容易で、工程中の垂直面での「ずり落ち」を防止。硬化後は垂直安定性を長期間にわたって保持する。
また組立時の膜厚を管理するために、ガラスビーズを添加した製品も提供可能。放熱フィラーの適切な配合により摩擦が低減して塗布設備の摩耗が軽減されるためメンテナンスを減らすことができる。