ニフコは7月30日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は641億9300万円(前年同期比+23.5%)、営業利益は72億2500万円(+34.7%)、経常利益は73億4000万円(+45.8%)、四半期純利益は46億2100万(+64.0%)だった。
自動車用プラスチックファスナーなど、主力の合成樹脂成形品事業が、国内では円安を背景に比較的堅調に推移し、海外ではアジア、北米で大きな伸長。欧州でもM&A効果などにより伸びがみられるなど総じて好調に推移した。
利益面では、償却負担などの固定費の増加が見られたものの、売上高の増加に伴う利益増や変動費率の引下げ等の原価改善もあり、大幅な増益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。