フランスの自動車大手、PSA プジョーシトロエンは7月29日、2015年上半期(1-6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、グループ全体の上半期の売上高は、289億0400万ユーロ(約3兆9490億円)。前年同期に対して、6.9%のプラスだった。
このうち、本業の自動車事業の売上高(中国合弁事業を含む)は、194億0900万ユーロ(約2兆6515億円)。前年同期実績に対して、4.3%増えている。
増収となった理由は、PSA プジョーシトロエンによると、新型車の積極的な投入、新車価格の値上げ、為替の影響などという。
また、上半期の純利益は、7億2000万ユーロ(約984億円)。前年同期の4200万ユーロの赤字から、4年ぶりの黒字転換を果たした。
PSAプジョーシトロエンのカルロス・タバレス会長は、「グループの回復に向けて、再生計画のバック・イン・ザ・レースに注力していく」とコメントしている。