いすゞ自動車は7月29日(現地時間)、ウズベキスタンのサマルカンド・オートモビール・ファクトリー(SAF)社の株式取得に関する契約の調印式を行った。
ウズベキスタンはいすゞにとって重要市場の一つであり、今後も市場発展が見込めることと、ウズベキスタン政府の協力もあり、SAF社との関係強化を図ることを決定した。
調印式には、アジモフ第一副首相、加藤駐ウズベキスタン大使、いすゞ細井行会長他、約30人が出席。細井会長は「いすゞ自動車のビジネスがウズベキスタンの産業・経済の発展に寄与できるよう努力していく」と述べた。
いすゞは2007年、ウズベキスタン市場に日系企業として初参入し、小型バスの生産・販売を開始。以来、順調に販売台数を伸ばし、2014年には年間約4000台を販売してきた。同社では、今回のSAF社との関係強化を機に、将来的には年間1万台規模の販売を目指していく。