日野自動車は7月29日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は4070億円(前年同期比+11.4%)、営業利益は254億円(+9.8%)、経常利益は254億円(+11.7%)、四半期純利益は176億円(+23.3%)。国内外の売上台数増加により、増収・増益となった。
国内売上台数は、トラック・バス総合計で前年同期比25.3%増の1万2700台と増加した。海外売上台数は、インドネシアで市場の低迷が続いたが、北米や中南米等で販売を伸ばし、同12.8%増の2万7800台と増加。日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は同16.4%増の4万0400台だった。
また、トヨタ向け車両台数は、主に積載系車両の台数が減少した結果、総売上台数は同13.1%減の3万6200台となった。
通期連結業績予想は、前回予想を据え置いた。