パナソニック・サイクルテックは、2012年12月から2013年4月まで、電動アシスト自転車用に製造したバッテリーパックを事故防止のため、無料交換すると発表した。
バッテリーパックが過熱して、バッテリーパック本体と、その周辺が焼損する事故がこれまでに2件発生した。同社が調査した結果、電動アシスト自転車に搭載したバッテリーパックと交換用として販売したものの中に、特定期間、設備の調整不備による製造上の不具合で発煙・発火する可能性があることが判明した。
同社は今後の事故防止のため、リコール社告を実施する。対象製品のユーザーに対して、交換までの間、バッテリーパックを自転車本体から取り外し、周辺に可燃物がない場所に保管するとともに、充電しないよう呼びかける。
対象のバッテリーパックは5品番、合計6万0068個で、電動アシスト自転車搭載が約5万4000個、交換用が約6000個。