米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは7月13日、『シルバラード』の2016年モデルを発表した。
現行シルバラードは2013年1月、デトロイトモーターショー13で初公開。シルバラードは、シボレーのフルサイズピックアップトラック。フォードモーターの『Fシリーズ』やFCA USの『ラム』と競合する。トヨタ『タンドラ』も、同じカテゴリー。
またシルバラードは、GMの米国最量販車でもある。現行型には、4.3リットルV型6気筒ガソリン、5.3リットルおよび6.2リットルV型8気筒ガソリンの全3エンジンに、気筒休止システムと直噴システムを採用したこと。GMによると、「エコテック3」と命名された新エンジンは、先代よりもパワーを引き上げながら、燃費性能を向上させた。
今回、米国で発表された2016年モデルでは、フロントマスクを変更。水平基調のグリルや彫りの深いボンネットフードなどにより、新たな表情を作り出す。
この他、2016年モデルでは、8速ATの搭載グレードを拡大。車載インフォテインメントのシボレー「マイリンク」もアップデート。「アンドロイド・オート」およびアップルの「CarPlay」への対応が図られている。