日本航空(JAL)は、関西国際空港の「国際線サクララウンジ」を7月21日にリニューアルオープンすると発表した。
JALは、今年3月に就航したロサンゼルス線を含めて、関西空港からハワイ、バンコク、上海、台北の5都市に毎日計7便の国際線を運航している。
関西空港から出発する乗客が出発前、快適に過ごしてもらうため、国際線サクララウンジを改装する。
エントランスと室内のデザインは、先にオープンした羽田空港のラウンジと同様、「モダンジャパニーズ」のコンセプトを取り入れ、刷新した。JALが追求し続けている「日本のこころ」「日本のおもてなし」を体現した空間を目指した。
座席数は177席(個室・マッサージチェアを除く)を用意し、駐機場が見渡せる窓側のカウンター席や、ゆったりと寛げるソファー席など、目的に応じて過ごせる座席を用意する。
一般の座席と同様、ゆったりと座れる喫煙室も用意するほか、2台のマッサージチェアを配備する。
テンキーロック付クロークを新たに設置して荷物を預けられるようにする。中央に大テーブルを配置し、より多くの乗客が気軽に食事できるダイニングエリアを展開する。フード&ビバレッジカウンターの拡張・充実も図った。女性客用トイレにはパウダーコーナーを新設した。各座席でタブレット端末などに利用できる電源を大幅に増設した。
リニューアルに合わせて食事のメニューも見直し、ハラル対応メニューの提供やサラダバーを新たに導入する。