マレーシア航空MH17便墜落事件から1年、セパンで追悼式典

アムステルダム発のマレーシア航空(MAS)MH17便(乗員乗客298人)がウクライナ東部で墜落した事件から、今月17日で1年になる。真相がいまだ解明されていない中、1周年の追悼式典が11日にセパンで行なわれ、乗客乗員の遺族らやナジブ首相ら政府首脳、約1,000人が参列した。

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アムステルダム発のマレーシア航空(MAS)MH17便(乗員乗客298人)がウクライナ東部で墜落した事件から、今月17日で1年になる。真相がいまだ解明されていない中、1周年の追悼式典が11日にセパンで行なわれ、乗客乗員の遺族らやナジブ首相ら政府首脳、約1,000人が参列した。

マレーシア、オランダ、ウクライナ、オーストラリア、ベルギーの5カ国からなる合同調査チームが現在も調査を継続中。最終的な技術的報告は10月に完了する見通しだ。

ウクライナ側は、親ロシア派の地対空ミサイルで撃墜されたと出張、親ロシア派はウクライナ軍によって撃墜されたと真っ向から反対の主張を行なっている。墜落場所が親ロシア派の支配地域にあるため調査には困難を来たしており、国際社会から親ロシア派とロシアに対する批判の声が上がっている。

マレーシア政府を含む5カ国は明らかな犯罪だとして、国際法廷の設置を国連安全保障理事会に求めている。しかし親ロシア派を支援するロシアはこれに否定的な姿勢をみせている。

伊藤 祐介

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