ホンダ八郷社長「現場とのコミュニケーションをさらに強める」…ホンダらしい商品づくりで

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ホンダ 八郷隆弘 社長会見
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ホンダの八郷隆弘社長は7月6日、都内にある本社で就任後初の会見に臨み、「ホンダらしいチャレンジングな商品を継続的に提供していく」とした上で、それを実行するために「現場とのコミュニケーションをさらに強めていくことをまずやらなければいけない」との考えを示した。

八郷社長は「新しい商品や技術をつくっているチームが輝いて活動できる場を設けていくことが、ホンダらしいチャレンジングな商品が生まれてくると思っている。そういう商品を継続的に生み出していくことで、我々が常々目指している社会やお客様に存在を期待される企業になれる」と強調した。

その上で「やはりチームがしっかりと志を持ちながら何をやるかということを共有できる時間が必要。とくに企画をスタートする時にどういうことをやるんだという時間をつくることが大切だと思っているので、まずはその企画にしっかりと必要な時間をかけていこうということに取り組んでいきたい。また、現場で商品や技術をつくっていくチームが主体的に活動できるような環境をつくり、そしてその人たちの意見がボトムアップをして我々に届くようなコミュニケーションを強くしていきたい。企画の充実とコミュニケーションを強めていくことをまずスタートしてみたい」と述べた。

一方でホンダらしいチャレンジングな商品について「少しそういう商品が少なかったなという声を聞いている」とも振り返り、「皆さんの期待に応えるような商品をこれからつくっていきたい」と改めて決意をにじませた。

《小松哲也》

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