ブリュッセル航空は6月23日、ブリュッセル=フリータウン(シエラレオネ)、モンロビア(リベリア)線の運航便数を9月8日から週4便(火・水・金・日)に増便すると発表した。現在の週2便から倍増となる。
西アフリカ諸国(シエラレオネとリベリアを含む)は昨年からエボラ出血熱の流行が続き、流行の終息に向けて取り組んでいる。ブリュッセル航空はチーフ・コマーシャル・オフィサーによるシエラレオネ視察を経て、冷え込んだ2カ国経済の回復を増便で後押しすると表明した。
なお、世界保健機関(WHO)はリベリアでのエボラ出血熱の流行終息を宣言したが、24日現在、シエラレオネでの流行終息には至っていない。シエラレオネ渡航について、日本外務省は不要不急の場合は延期するように呼び掛けている。