世界三大航空会社アライアンスのうち2つが、インドの格安航空会社の加盟を検討しているとエコノミックタイムスが伝えた。
世界で二番目に大きいアライアンス、スカイチームと三番目となるワンワールドの重役らが共に旅客数が倍増しつつあるインドという国の航空会社をメンバーとすることを強く希望している。
現状では世界最大のアライアンス、スターアライアンスが唯一、国営航空会社エアインディアをメンバーとしている。
スカイチームのマイケル・ウィズブラン常務取締役はインディゴが国内の主力航空会社であることを述べ、格安航空会社を通じてインド市場に参入することに対する抵抗はないと話した。
またワンワールドのブルース・アッシュビー代表取締役も同様の意見ながら、アライアンス加盟には技術的なアップグレードが必要となることを指摘した。
さらに同アライアンスに加盟しているエア・ベルリンがかつては格安航空会社であったことを付け加えた。
アッシュビー氏は国内での協議には入っていないとしながらも、その可能性は無視できないと話している。