韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は6月30日、米国アラバマ工場の累計生産台数が300万台に到達した、と発表した。
ヒュンダイは2005年5月、アラバマ工場を稼働。同社は2002年、米国に初の乗用車工場を建設することを決定。それから3年の工事を経て、工場が完成した。
量産第一号車としてラインオフしたのは、SUVの『サンタフェ』。累計生産300万台は、およそ10年で達成した記録となる。
現在、アラバマ工場は、年間40万台の生産能力を持ち、主力セダンの『ソナタ』と『エラントラ』を生産中。その全量を、北米市場に出荷している。累計300万台の内訳は、ソナタが186万3700台、エラントラが71万9500台、サンタフェが41万6800台。
ヒュンダイ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマのJun Ha Kim社長兼CEOは、「米国南東部の自動車工場としては、累計生産300万台到達は最速」と述べている。