マツダの米国法人、北米マツダは7月1日、6月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、6月としては2002年に次いで多い2万7223台。前年同月比は3.9%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、改良新型投入の効果で、6月としては2005年に次ぐ5332台を販売。前年同月比は11.2%増と、6か月連続で増加した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、9251台。前年同月比は4.8%増と、4か月ぶりの前年実績超え。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、14台。前年同月比は99.3%減と、10か月連続で前年実績を割り込む。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、1236台。前年同月比は78.6%増と、4か月ぶりに増加する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、6月の新記録となる9373台を販売。前年同月比は18%増と、3か月連続で前年実績を上回った。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1577台を売り上げ、前年同月比は9.4%増と、3か月連続で増加した。
スポーツカーでは、モデル末期の『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、440台を販売。前年同月比は6.8%増と、4か月ぶりに回復した。
マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年上半期(1‐6月)は、前年同期比1.6%増の15万8996台を販売している。