米国新車販売 3.9%増、日産は13.3%増と2桁の伸び…6月

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日産 アルティマ
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民間調査会社のオートデータ社は7月1日、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は147万6675台。前年同月比は3.9%増と、16か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが25万9353台を販売。前年同月比は3%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、5.6%減の1万5228台と、2か月ぶりに減少。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比18.4%増の5万1548台と、15か月連続で前年実績を上回る。

トヨタを上回り、4か月連続で2位のフォードモーターは、22万4681台を販売。前年同月比は1.5%増と、2か月ぶりの前年実績超え。主力中型セダンの『フュージョン』が、8%減の2万5409台と、8か月連続で減少。主力SUVの『エスケープ』も、3.9%減の2万4126台と、2か月連続で減少。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』も、8.9%減の5万5171台と、5か月連続で前年実績を下回った。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、引き続き4位。その販売台数は18万5035台で、前年同月比は8.2%増と63か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、1%増の3万3332台と、3か月連続で増加。クライスラーブランドでは、新型セダンの『200』が、153%増の1万8560台と大幅増を保つ。

日本メーカーのビッグ3では、4か月連続で3位のトヨタが、20万9912台を販売。前年同月比は4.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、8%減の3万7408台と、4か月連続で減少。『カローラ』は1%減の3万0645台と、9か月ぶりに減少。『RAV4』は2万4843台を販売し、前年同月比は15.1%増と、好調が持続する。

ホンダは、日産を上回り、3か月連続の5位。6月は13万4397台を売り上げ、前年同月比は4.2%増と、2か月連続で前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が2万7477台で、前年同月比は15%減と5か月連続で減少。『CR‐V』は2万8349台を売り上げ、前年同月比は8.5%増と、2か月ぶりのプラス。『フィット』は4669台を販売。前年同月比は26.3%増と、引き続き大きく伸びた。

日産は、ホンダを下回り、3か月連続の6位。6月は、12万4228台を販売。前年同月比は13.3%増と、2か月ぶりの前年実績超え。主力の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が2万9418台を販売。前年同月比は12.7%増と、5か月ぶりに前年実績を上回る。『セントラ』は、0.6%増の1万7200台と、2か月ぶりのプラス。2013年12月にモデルチェンジした主力SUV、『ローグ』は2万3243台を売り上げ、前年同月比は54.3%増と11か月連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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