【タイ】バンコク都ジャトゥジャク区の分譲住宅地「ロイヤル・ビエナ・ラチャウィパー」の一部で地盤が数十センチから1メートル沈下し、建物数十棟が大きく破損した。
開発業者のAP(タイランド)は地盤沈下が10センチ以上の場合は修理費の7割を負担するとしているが、住民側はこれを不服として、タイ消費者保護委員会事務局(OCPB)に訴えた。
OCPBのアムポン事務局長は30日、現場を視察し、業者が建設前に地盤をきちんと調査しなかった可能性を指摘。補償に関する住民と業者の話し合いをOCPBが仲介し、不調に終わった場合は裁判になるという見通しを示した。