三井住友建設は6月24日、ベトナムが取り組む南北高速道路のうち、ホーチミン郊外で計画されている長大斜張橋の建設工事を、ベトナムの建設会社との共同企業体(JV)で受注したと発表した。
同社の受注は、昨年7月の隣接するJ2工区受注に続き、2工区目となる。
今回のプロジェクトは、ベトナム南部、ホーチミン市郊外において、ホーチミン市とカイメップ・チーバイ港を結ぶ高速道路全58kmの一部で、日本の政府開発援助(ODA)により建設。西側(ホーチミン側)のJ2工区および今回のJ3工区を同社で連続して受注、施工する。両工区を合わせると、総延長約11kmのうち7.4kmを担当。スケールメリットを生かして人員、資機材の有効活用を図り施工する。
請負金額は約201億円(JV総額)、三井住友建設のJV比率は65%、工期は42か月。