レッドソックス上原、わずか1球でシャットアウト、チーム連敗止める

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上原浩治が日米通算100勝100セーブを達成(2015年5月10日)
  • 上原浩治が日米通算100勝100セーブを達成(2015年5月10日)

ボストン・レッドソックスは5月28日、テキサス・レンジャーズと対戦し5-1で勝利した。この試合では上原浩治が九回2アウトの場面から登板。1球で試合を終わらせている。

試合は2-0とリードしていたレッドソックスが、八回さらに3点を追加し、5点差で最終回の守備についた。しかし、2番手のトム・ラインが連打を浴び1点失うと、なおもランナーを得点圏に置かれる。

ここでジョン・ファレル監督は、セーブのつかない場面だが上原をマウンドに送る。24日以来の登板になったが、直球でエルビス・アンドラスをライトフライに打ち取り、上原は1球で火消し役を果たした。

この試合ではレッドソックスの先発投手エドゥアルド・ロドリゲスが、メジャー初登板で7回2/3を投げ3安打無失点の好投、初勝利も挙げている。

レッドソックスはアメリカン・リーグ東地区で4位と低迷している。連敗を3で止めた22歳の若者には、「最高のデビュー戦だったな!」「おめでとうエドゥアルド。今夜のボストンは強かった」「彼のピッチングは見ていて楽しかった」「これで本当にマスターソンの立場なくなったな」など、賞賛を惜しまない声が寄せられている。

シーズンオフの乱獲とも呼べる大型補強により、「節操がない」「かつてヤンキースを"悪の帝国"と批判したボストンが、今は同じことをしている」と、白い目で見られたレッドソックス。

その成果が今のところなかなか結果に表れてこないが、長いシーズンこれから巻き返しはなるか。

【MLB】レッドソックス・上原、1球で試合を終わらせ連敗ストップ

《岩藤健@CycleStyle》

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