道路横断の男性ひき逃げ、車当たり捜査で容疑者逮捕

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25日午後11時35分ごろ、岐阜県各務原市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた69歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に25歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

岐阜県警・各務原署によると、現場は各務原市蘇原新栄町付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。69歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は骨盤骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場で採取した破片から車種を特定し、車当たり捜査を開始したところ、同じ車種が修理に持ち込まれていたことが判明。このクルマの破損部位と現場で採取された破片が一致したことから、同市内に在住する25歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で27日までに逮捕している。

聴取に対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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