【BMW 2シリーズ グランツアラー 発表】7人乗りでも「ダイナミックなデザイン」を

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BMW 『2シリーズ グランツアラー』は、7人乗りのMPVながらBMWならではのダイナミックなエクステリアデザインを実現しているという。

2シリーズ グランツアラーのボディサイズは、全長4565mm、全幅は1800mm、全高1645mmで、「取り回しの良いコンパクトなボディサイズとしながらも、広い室内空間を併せ持っている」と話すのはBMWグループジャパンBMWブランド・マネジメントディビジョンプロダクト・マーケティングの清水恵子氏だ。

BMW『2シリーズ アクティブツアラー』との比較では、ホイールベースを110mm、後席のヘッドルームを20mm拡大しており、「7人乗車のための快適で広々としたパッケージングを実現した」という。

そのデザインは、ロングホイールベースや、短く切りつめられたフロントオーバーハングや前傾したキドニーグリル、そして、高い位置からテールゲート後端に向けてクーペのように傾斜する長いルーフラインにより、「BMWらしい伸びやかなフォルムを形成するとともに、静止していても前に突き進むような躍動的なスタイリングを実現している」と説明。

そういった中でBMWらしさが最も表れているのはフロントだ。BMW特有のキドニーグリルと丸型ヘッドライトにより、一目でBMWであることがわかる特徴的なデザインになっている。更に、「力強いボンネット上のプレスラインや、左右に大きく広がるエアインテークがスポーティなフロントビューを形成している」と清水氏。

また、ロービームとハイビームに省電力LEDを使用した、LEDヘッドライト全車に標準装備している点もフロントデザインの大きな特徴だ。「LEDヘッドライトは夜間におけるBMWらしいダイナミックで精悍なフロントビューを一層際立たせるだけでなく、優れた視認性を提供し、走行安全性と快適性も高める」と述べる。

リアデザインでは、LEDライトバーが配置された幅広のL字型リアコンビライトと、水平方向のボディラインにより、「ワイドなスタンスと見た目の安定感を強調するとともに、スポーティでダイナミックなキャラクターを明確に表現している」と、BMWデザインの特徴が随所にちりばめられていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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