側壁へ衝突した弾みで対向車とも衝突、双方の4人が重傷

自動車 社会 社会

17日午前11時25分ごろ、福岡県苅田町内の東九州自動車道で、対面通行区間を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の4人が重傷を負っている。

福岡県警・高速隊によると、現場は苅田町光国付近で片側1車線の緩やかなカーブ。対面通行区間の上下線は樹脂製ポールで区分されている。下り線を走行していた乗用車は斜行するようにして道路左側の側壁に衝突。その弾みで上り線側へ逸脱し、直後に上り線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。順走側のクルマに乗っていた3人が骨折などの重傷。逸脱側のクルマを運転していた福岡市内に在住する53歳の女性も重傷を負っており、いずれも近くの病院へ収容されている。

逸脱側の乗用車はトンネル出口付近から斜行を始めたものとみられ、警察ではハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース