4月の自動車販売、前年比23.1%の大幅減…GST導入前駆け込みの反動で マレーシア

マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2015年4月の自動車販売台数は4万5,187台となり、前年同月比で23.1%の大幅マイナスとなった。

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2015年4月の自動車販売台数は4万5,187台となり、前年同月比で23.1%の大幅マイナスとなった。

前月比でも32.9%の大幅減。生産台数は6万1,634台となり、前年同月比で7.0%の増加となった。

4月の販売は乗用車が4万902台で前年同月比22.1%減、商用車は4,285台で31.4%マイナスとなった。生産台数は乗用車が5万6,745台で6.7%、商用車は4,889台で10.9%のそれぞれ増加となった。

1-4月の販売台数は21万3,493台で、前年同期比で2.4%マイナス。同期の生産台数は22万5,331台で6.7%増だった。

MAAは4月の販売台数が前年比・前月比ともに大幅マイナスとなったことについて、物品・サービス税(GST)直前の在庫処理のための積極的な販売強化キャンペーン、消費者のGST直前の駆け込み需用の反動があったと指摘。5月の見通しについては、消費者心理が慎重ながらも楽観的であり、GSTの余波が収まるとみられることから4月実績を下回ると予想した。

伊藤 祐介

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