横断中の外国人旅行者、タクシーにはねられ死亡

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11日午後10時30分ごろ、東京都港区内の都道で、徒歩で横断歩道を渡っていた旅行中の外国人男性に対し、交差進行してきたタクシーが衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はタクシーの運転者を現行犯逮捕している。

警視庁・愛宕署によると、現場は港区芝公園付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。スウェーデン国籍を持つ33歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきたタクシーにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はタクシーを運転していた67歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

死亡した男性は日本を旅行中だった。聴取に対して男は「歩行者と衝突したことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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