成田国際空港は、2014年度(2014年4月~2015年3月)の運用状況を発表した。
航空機発着回数は前年度比1%増の22万8220回となり、開港以来最高となった。国内線が春秋航空日本の新規就航や、国内LCC(格安航空会社)の増便などで同5%増の5万0593回と初めて5万回を突破した。国際線は横ばいの17万7627回だった。
航空旅客人数は同2%減の3530万5000人だった。
このうち、国際線の外国人旅客人数が東南アジアの訪日ビザ緩和や、円安の効果に加え、中華圏からの増加で同15%増の1063万8444人と、初めて1000万人を突破し過去最高となった。
国内線の旅客人数もLCCの増便などの効果で同16%増の600万2556人と過去最高となった。
国際航空貨物量は同5%増の207万6260トンと前年を上回った。仮陸揚貨物量が同13%増の69万1493トンと過去最高だった。
給油量は同4%減の461万6953キロリットルだった。